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ダイナミックフィールド

Solr のダイナミックフィールド

Solr は対象ドキュメントを項目(フィールド)ごとに登録するためにスキーマを定義されています。 Fess で利用する Solr のスキーマは solr/core1/conf/schema.xml に定義されています。title や content など標準のフィールドと、自由にフィールド名を定義できるダイナミックフィールドが定義されています。詳細なパラメータ値については Solr のドキュメントを参照してください。

利用方法

ダイナミックフィールドを利用する場面が多いのはデータベースクロールなどでデータストアクロール設定で登録するなどだと思います。データベースクロールでダイナミックフィールドに登録する方法は、スクリプトに other_t = hoge のように記述することで hoge カラムのデータを Solr の other_t フィールドに入れることができます。

次にダイナミックフィールドに保存されたデータを検索するためには webapps/fess/WEB-INF/classes/app.dicon に利用するフィールドを追加する必要があります。以下のように other_t を追加します。

<component name="queryHelper" class="jp.sf.fess.helper.QueryHelper">
    <property name="searchFields">new String[]{"url", "docId", "host",
        "title", "content", "contentLength", "lastModified", "mimetype", "filetype_s",
        "label", "segment", "lang_s", "other_t" }</property>
</component>

また、ダイナミックフィールドに保存されたデータを Solr から取り出すためには利用するフィールドを追加する必要があります。以下のように other_t を追加します。

<component name="queryHelper" class="jp.sf.fess.helper.QueryHelper">
    <property name="responseFields">new String[]{ "id", "docId", "score",
        "boost", "contentLength", "host", "site", "lastModified",
        "mimetype", "filetype_s", "created", "title", "digest", "url",
        "clickCount_l_x_dv", "favoriteCount_l_x_dv",
        "cid_s", "lang_s", "hasCache_s_s", "other_t" }</property>
</component>

上記の設定で Solr から値を取得できているので、ページ上に表示するために JSP ファイルを編集します。管理画面にログインして、デザインを表示します。検索結果の表示は検索結果ページ(コンテンツ)で表示されるので、この JSP ファイルを編集します。other_t の値を表示したい箇所で ${f:h(doc.other_t)} とすることで登録した値を表示することができます。