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使用メモリー関連の設定

メモリーの設定について

Java ではプロセスごとに使用する最大メモリが設定されています。ですので、サーバーに 8G の物理メモリがあったとしてもプロセスでの上限以上のメモリを使用することはありません。クロールのスレッド数や間隔により消費するメモリも大きく変わります。メモリが足りない状況になった場合は以降の説明の手順で設定を変更してください。

ヒープメモリーの最大値変更

クロール設定の内容によっては以下のような OutOfMemory エラーが発生する場合があります。

java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space

発生した場合は ヒープメモリの最大値を増やしてください。 bin/setenv.[sh|bat] に -Xmx2g のように変更します(この場合はヒープメモリの最大値を 2G に設定)。

... -Xmx2g ...

クローラ側のヒープメモリー最大値変更

クローラ側のヒープメモリーの最大値も変更可能です。 デフォルトでは、256Mとなっています。 ファイルシステムなどを激しくクロールする場合は増やす必要があります。

変更するには、webapps/fess/WEB-INF/classes/fess.dicon の crawlerJavaOptions のコメントアウトを外し、-Xmx1g のように変更します(この場合は最大値を 1G に設定)。

        <property name="crawlerJavaOptions">new String[] {
...
"-Xmx1g",
...
}</property>