Solr障害時の動作
Fess では Solr サーバーをグループ化して、複数のグループを管理することができます。 Fess はサーバーおよびグループの情報を保持して、Solr サーバーにアクセスできなくなった場合はサーバー及びグループの状態を変更します。
Solr サーバーの状態情報は、管理画面のシステム設定で変更することができます。minActiveServer、maxErrorCount、maxRetryStatusCheckCount、maxRetryUpdateQueryCount は webapps/fess/WEB-INF/classes/fess_solr.dicon で定義することができます。
障害の Solr グループの動作
Solr グループ内に有効状態の Solr サーバー台数が minActiveServer 以下になった場合は Solr グループが無効状態になります。
Solr グループ内に有効状態の Solr サーバー台数が minActiveServer 以下になっているが Solr グループが無効状態になっていない場合、無効状態の Solr サーバーの状態を maxRetryStatusCheckCount 回確認して、Solr サーバーにアクセスできる場合は Solr サーバーの状態を無効状態から有効状態に変更します。インデックス破損状態の Solr サーバーはアクセスできたとしても有効状態に変更されません。
無効状態の Solr グループは利用されません。
Solr グループを有効状態にするためには、管理画面のシステム設定で Solr グループ内の Solr サーバーの状態を有効に変更します。
検索時の障害の動作
検索クエリーは有効状態の Solr グループに送信できます。。
検索クエリーは有効状態の Solr サーバーだけに送信されます。
Solr グループ内に複数の Solr サーバーが登録されている場合は、利用している回数が少ない Solr サーバーに検索クエリーを送信します。
Solr サーバーに送信した検索クエリーが maxErrorCount 以上失敗した場合は Solr サーバーを無効状態に変更します。
更新時の障害の動作
更新クエリーは有効状態の Solr グループに送信できます。。
更新クエリーは有効状態の Solr サーバーだけに送信されます。
Solr グループ内に複数の Solr サーバーが登録されている場合は、有効状態の Solr サーバーすべてに更新クエリーを送信します。
Solr サーバーに送信した更新クエリーが maxRetryUpdateQueryCount 以上失敗した場合は Solr サーバーをインデックス破損状態に変更します。