仮想ホストについて
Fess にアクセスされた時のホスト名(HTTPの Host ヘッダーの値)によって、検索結果を出し分けることができます。 1台の Fess サーバーを複数のホスト名で公開し、ホスト名ごとに異なる検索対象(クロール設定)やページデザインを提供できます。 検索結果は仮想ホストごとのJSPで表示されるので、デザインを変えることもできます。
仮想ホスト機能はデフォルトでは無効(未設定)です。以下の手順で設定します。
システム設定
管理者ガイド > 全般の設定 の「仮想ホスト」で、アクセス元のホスト名と仮想ホスト名の対応を設定します。ここで設定した仮想ホスト名をクロール設定で指定します。
書式
1行につき1つの仮想ホストを次の形式で記述します。
| ヘッダー名 | 判定に使用するHTTPリクエストヘッダーの名前。通常は Host を指定します。リバースプロキシ経由でアクセスする場合などは X-Forwarded-Host を指定することもできます。 |
| ヘッダー値 | 上記ヘッダーに含まれるホスト名(必要に応じて ホスト名:ポート番号 の形式)。アクセス時にクライアントが送信するヘッダーの値と完全一致(大文字・小文字は区別しない)した場合に、この仮想ホストが適用されます。 |
| 仮想ホスト名 | クロール設定で指定する仮想ホスト名 |
例
注釈
判定はホスト名の名前解決(DNS)ではなく、リクエストヘッダーの値との文字列一致で行われます。 ブラウザーが送信する Host ヘッダーには、標準ポート(HTTPは80、HTTPSは443)でアクセスした場合はポート番号が含まれず、それ以外のポートでアクセスした場合は ホスト名:ポート番号 の形式でポート番号が含まれます。 そのため、標準ポート以外で公開する場合は Host:abc.example.com:8080=host1 のようにポート番号まで含めて指定してください。
注釈
仮想ホスト名に使用できる文字は英数字とアンダースコア( a-z 、 A-Z 、 0-9 、 _ )のみです。 それ以外の文字は自動的に除去されます。
また、以下の名前は予約されているため仮想ホスト名として使用できません: admin 、 common 、 error 、 login 、 profile
設定を保存すると、 WEB-INF/view/仮想ホスト名 に検索ページのJSPが生成されます。 これらを編集することで、仮想ホストごとにページデザインを変更できます。JSPは 管理者ガイド > デザイン の画面からも編集できます。
クロール設定
ウェブクロール設定、ファイルクロール設定、データストアクロール設定のいずれかにおいて「仮想ホスト」を指定します。 「仮想ホスト」はシステム設定で設定した仮想ホスト名のいずれかを指定します。1つのクロール設定に複数の仮想ホストを指定することもできます(1行に1つ)。
仮想ホストでアクセスされた検索では、その仮想ホストが指定されたクロール設定のドキュメントだけが検索結果に表示されます。 どの仮想ホストにも一致しないアクセス(仮想ホストが未設定の通常アクセス)では、この絞り込みは行われず、通常どおりすべての検索結果が表示されます。
例
| 仮想ホスト | host1 |