Windowsサービスとしての登録
Fess を Windows のサービスとして登録することができます。 Fess を動かすには、Elasticsearch を起動しておく必要があります。 ここでは Fess を c:\opt\fess
に、Elasticsearch を c:\opt\elasticsearch
にインストールしてあるものとします。
事前準備
システムの環境変数として JAVA_HOME を設定してください。
Elasticsearchをサービスとして登録
コマンドプロンプトから
c:\opt\elasticsearch\bin\elasticsearch-service.bat
を管理者で実行します。> cd c:\opt\elasticsearch\bin
> elasticsearch-service.bat install
...
The service 'elasticsearch-service-x64' has been installed.
詳細は Elasticsearch のドキュメント を参照してください。
設定
c:\opt\fess\bin\fess.in.bat
を編集して ES_HOME に Elasticsearch のインストール先を設定します。
set ES_HOME=c:/opt/elasticsearch
Fess の検索画面、管理画面のデフォルトのポート番号は 8080 になっています。80 番に変更する場合は c:\opt\fess\bin\fess.in.bat
の fess.port を変更します。
set FESS_JAVA_OPTS=%FESS_JAVA_OPTS% -Dfess.port=80
登録方法
コマンドプロンプトから c:\opt\fess\bin\service.bat
を管理者で実行します。
> cd c:\opt\fess\bin
> service.bat install
...
The service 'fess-service-x64' has been installed.
サービスの設定
サービスを手動で起動する場合は Elasticsearch サービスを先に起動し、その後 Fess サービスを起動します。 自動起動する場合は依存関係を追加します。
サービスの全般設定でスタートアップの種類を「自動(遅延開始)」とします。
サービスの依存関係はレジストリで設定します。
レジストリエディタ(regedit)で下記のキーと値を追加します。
キー | コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services \fess-service-x64\DependOnService |
値 | elasticsearch-service-x64 |
追加すると、 Fess サービスのプロパティの依存関係に elasticsearch-service-x64 が表示されます。