サムネイル画像の表示
Fess では検索結果のサムネイル画像を表示することができます。 サムネイル画像は検索結果のMIME Typeを元に生成されます。 サポートしているMIME Typeであれば、検索結果の表示時にサムネイル画像を生成します。 サムネイル画像を生成する処理はMIME Typeごとに設定して追加することができます。
サムネイル画像を表示するためには、管理者としてログインして、全般の設定でサムネイル表示を有効にして保存してください。
HTMLファイルのサムネイル画像
HTMLのサムネイル画像はphantomjsを用いて生成されます。 Fess がphantomjsコマンドを検出できた場合は自動で利用されます。
コマンドパスの指定
phantomjsのコマンドパスを明示的に指定したい場合、$FESS_HOME/app/WEB-INF/classes/fess_thumbnail.xml の${path}/phantomjsの箇所を変更してください。
<component name="htmlThumbnailGenerator" class="org.codelibs.fess.thumbnail.impl.WebDriverGenerator">
<property name="generatorList">
["${path}/phantomjs"]
</property>
<property name="webDriverCapabilities">
<component class="org.openqa.selenium.remote.DesiredCapabilities">
<postConstruct name="setCapability">
<arg>"phantomjs.binary.path"</arg>
<arg>"${path}/phantomjs"</arg>
</postConstruct>
</component>
</property>
<postConstruct name="addCondition">
<arg>"mimetype"</arg>
<arg>"text/html"</arg>
</postConstruct>
</component>
MS Officeファイルのサムネイル画像
MS Office系のサムネイル画像は LibreOffice および ImageMagick を用いて生成されます。 unoconv と convert コマンドがインストールされている場合、サムネイル画像が生成されます。
パッケージのインストール
Redhat系OSの場合、画像の作成用に以下のパッケージをインストールします。
$ sudo yum install unoconv libreoffice-headless vlgothic-fonts ImageMagick
生成スクリプト
RPM/Debパッケージでインストールすると、MS Office用のサムネイル生成スクリプトは/usr/share/fess/bin/generate-thumbnailにインストールされます。