オープンソース全文検索サーバー Fess¶
概要¶
Fess (フェス) は「5 分で簡単に構築可能な全文検索サーバー」です。
JavaまたはDockerの実行環境があればどの OS でも実行可能です。 Fess は Apache ライセンスで提供され、無料 (フリーソフト) でご利用いただけます。
ダウンロード¶
- Fess 14.2.0 (zip/rpm/debパッケージ)
特徴¶
- Apache ライセンスで提供 (フリーソフトなので、無料で利用可能)
- Web、ファイルシステム、Windows共有フォルダ、データベースをクロール
- MS Office(Word/Excel/PowerPoint) や PDF など多くのファイル形式に対応
- OS 非依存 (Java ベースで構築)
- 既存サイトへの組み込み用JavaScriptの提供
- ElasticsearchまたはOpenSearchを検索エンジンとして利用
- BASIC/DIGEST/NTLM/FORM認証のサイトも検索可能
- ログイン状態により検索結果の出し分けが可能
- ActiveDirectoryやSAMLなどを用いたシングルサイオン(SSO)
- 地図情報と連携した位置情報検索
- ブラウザ上でクロール対象設定や検索画面編集など可能
- 検索結果をラベル付けにより分類
- リクエストヘッダーに情報付加、重複ドメインの設定、検索結果のパス変換
- JSON形式で検索結果出力により外部システムとの連携が可能
- 検索ログおよびクリックログの集計
- ファセット・ドリルダウン対応
- オートコンプリート・サジェスト機能
- ユーザー辞書および同義語辞書編集機能
- 検索結果のキャッシュ表示機能とサムネイル表示機能
- 検索結果のプロキシ機能
- スマートフォン対応 (Responsive Web Design)
- アクセストークンにより外部システム連携
- Learning To Rankにも対応可能
- OCRなどの外部テキスト抽出対応
- 用途に応じて柔軟に対応可能な設計
ニュース¶
- 2022-06-13
- Fess 14.2.0 リリース
- 2022-05-21
- Fess 14.1.1 リリース
- 2022-04-24
- Fess 14.1.0 リリース
- 2022-03-23
- Fess 14.0.1 リリース
- 2022-02-23
- Fess 14.0.0 リリース
- 2021-12-21
- Fess 13.16.0 リリース
過去のニュースは こちら をご覧ください。
商用サポート¶
Fess は Apache ライセンスで提供されるオープンソース製品で、個人や商用向けでも無料でご自由にご利用いただけます。
Fess のカスタマイズや導入・構築などのサポートサービスが必要な場合は、商用サポート(有償)をご覧ください。 また、検索品質やクロール速度の改善などのパフォーマンスチューニングも商用サポートで対応しています。
- N2 Search (最適化されたFessの商用向けパッケージ)
- N2 Search Super Lite (Google Site Search代替サービス)
- 各種サポートサービス
Fess Site Search¶
CodeLibsプロジェクトでは Fess Site Search(FSS) を提供しています。 既存のサイトにJavaScriptを配置するだけで、Fessの検索ページを組み込むことができます。 FSSを利用することで、Google Site SearchやYahoo!検索カスタムサーチからの移行も簡単にできます。 安価なFessサーバが必要な場合は、 N2 Search Super Lite をご覧ください。
Data Storeプラグイン¶
関連プロジェクト¶
掲載メディア¶
- 【第44回】FessでOpenSearchを使用する
- 【第43回】Elasticsearch 8の利用方法
- 【第42回】アクセストークンを使った検索APIの利用方法
- 【第41回】Microsoft Teamsのクロール
- 【第40回】各種機能の設定方法(ドキュメントブースト、関連コンテンツ、関連クエリー)
- 【第39回】各種機能の設定方法(パスマッピング、リクエストヘッダー、重複ホスト)
- 【第38回】各種機能の設定方法(ラベル、キーマッチ)
- 【第37回】AWS Elasticsearch Serviceの利用方法
- 【第36回】Elastic Cloudの利用方法
- 【第35回】SharePoint Serverのクロール
- 【第34回】OpenID Connectでの認証方法
- 【第33回】入力支援環境の構築方法
- 【第32回】インデックスの管理
- 【第31回】Office 365のクロール
- 【第30回】Azure ADでの認証方法
- 【第29回】Dockerでの使い方
- 【第28回】ログファイルの参照方法
- 【第27回】Fessのクラスタ化
- 【第26回】位置情報の検索
- 【第25回】Tesseract OCRを利用する
- 【第24回】GitBucketのクロール
- 【第23回】サジェスト機能の使い方
- 【第22回】Dropboxのクロール
- 【第21回】Slackのメッセージのクロール
- 【第20回】検索ログを可視化する
- 【第19回】CSVファイルのクロール
- 【第18回】Google Driveのクロール
- 【第17回】データベースのクロール
- 【第16回】検索APIの利用方法
- 【第15回】認証が必要なファイルサーバのクロール
- 【第14回】管理用APIの使い方
- 【第13回】検索結果にサムネイル画像を表示する方法
- 【第12回】仮想ホスト機能の使い方
- 【第11回】Fessでシングルサインオン
- 【第10回】Windows環境での構築方法
- 【第9回】FessでActive Directory連携
- 【第8回】ロールベース検索
- 【第7回】認証のあるサイトのクロール
- 【第6回】日本語の全文検索でのAnalyzer
- 【第5回】全文検索のトークナイズ処理
- 【第4回】Fessを使って自然言語処理
- 【第3回】設定だけでできるWebスクレイピング
- 【第2回】Google Site Searchからの簡単移行
- 【第1回】全文検索サーバFessを導入しよう